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No.79 かかりつけ歯科医機能強化型 歯科診療所について

2016/10/18

当院は、中国四国厚生局より平成28年9月をもちまして、専門的な予防歯科として定期管理(メインテナンス)を行い、患者様に寄り添う「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」(か強診)に認可されました。

 「か強診」とは、厚労省が平成28年4月の改正で定めた、これまでの削って詰める治療優先型の歯科医療の在り方を見つめ直し、虫歯や歯周病の重症化予防のための継続的なメインテナンスを保険治療で行えるようにした画期的なシステムです。従来の保険システムでは継続的な予防管理は事実上、不可能でした。
 「か強診」の認定要件は極めて厳しく、全国約70000件の歯科医院の約2~3%しか認可されていないのが現状です。その認定要件の一つに「口腔外バキュームを設置する事」とあります。それに従い、当院では全診療室に最新式の口腔外バキュームを設置しました。
 口腔外バキュームとは 歯を削る際に発生する、歯の粉・金属片・唾液・血液など、目に見えないほど細かな粉塵を、お口の外側から吸い取る掃除機と思ってください。口腔外バキュームのメリットとして、通常の口腔内バキューム(お口の中で吸い取る掃除機)で取り逃したさまざまな細菌汚染物質をすばやく空気中で確実に捕集します。診療室の空気を限りなくクリーンにして、院内の感染予防に抜群の効果を発し、患者様とスタッフの健康を守るシステムとなっております。
 当院は「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」として、お口の中からはじまる健康のために最先端の歯科医療の提供と予防歯科の確立を目指してまいります。
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