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Vol.185 矯正中に歯が動かない!?そんな時も大丈夫

2025/08/28

矯正治療は、歯を少しずつ動かして、きれいな歯並びと噛み合わせを構築していく治療です。
でも中には「なかなか歯が動かない」ということもあります。そんな時、どうすればいいのでしょうか?

今回のケース

40代の男性の患者さんは「受け口(反対咬合)」を治したいと来院されました。右上の小臼歯(4番)がなくなっていることで、左右のバランスが崩れ、今の噛み合わせになったと考えられます。そこでバランスをよくするため、他の小臼歯を3本抜歯してスペースを利用して、前歯の噛み合わせを整えながら反対咬合を改善していく治療を始めました。しかし、途中で右下の犬歯(3番)だけが全く動かなくなってしまったのです。さまざまな方法を試しましたが、歯は動かず、さらに詳しく調べてみると、動かしたい部位の骨がしっかり残っていなかったことが原因でした。最終的にはその犬歯を抜歯する事で歯並びはきれいに整い、抜歯部位をインプラントに置き換えることで、治療を無事に終えることができました。

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矯正治療は「想定外」もあるからこそ大切にしたいこと

矯正治療は計画どおりに進むことばかりではありません。大事なのは、もし思いがけないトラブルが起きても、しっかりとリカバリーできる体制があることです。当院では、矯正治療だけでなく、一般歯科やインプラント治療もすべて行えるため、万が一の場合でも対応できる幅が広いのが特徴です。「もし矯正中に何かあったら...」と不安に思われる方も、どうぞご安心ください。

まずはお気軽にご相談を

矯正治療を始めたいけど不安がある方、治療中で悩みを抱えている方。どんな小さなことでも、ぜひ一度ご相談ください。安心して通っていただけるよう、しっかりとサポートいたします。

年齢・性別
40代 男性
治療期間
5年6ヶ月
抜歯
小臼歯3本+右下犬歯
治療費
110万円
治療内容
全顎矯正➕インプラント1本埋入
施術の副作用(リスク)
歯の動く痛み、器具による不快感や口内炎、虫歯や歯肉炎のリスク、歯根吸収、後戻り