No.8 待望の「ホワイトワイヤー」登場!
2010/11/05Question
矯正を始めて三カ月経ちます。矯正器具は透明で目立ちにくいものを付けてもらいましたが、その器具上を通るワイヤーが金属なので目立ってしまいます。目立ちにくいワイヤーというのはあるのでしょか? (24歳 女性)
Answer
本格的な矯正治療をする場合、歯の表面に矯正器具を付けて歯並びを改善していきます。ひと昔前は金属製の矯正器具が主流で、審美障害が問題となっていました。これを付けることに抵抗があり、矯正治療に踏み込めない方もたくさんいらっしゃいました。
その対応として器具を歯の裏側から付ける舌側矯正という方法と、器具そのものを透明、もしくは白くするという方法が考えられてきました。歯に付けるブラケットと呼ばれる器具は透明なプラスチック製の製品や白いセラミックス製の製品が早い段階で登場しました。
しかし、ブラケット上を通るワイヤーの場合は弾性が必要なため白い材料を用いる事ができず、金属を加工する事で徐々に応用が進んでいきました。そして、ワイヤー表面に白いコーティングを施したホワイトワイヤーが開発されました。
しかし、当時のホワイトワイヤーは、コーティングが剥がれやすいという耐久性の問題やコーティングをするためにワイヤーのすべりが悪くなるという課題があり、普及しませんでした。そのため審美的矯正器具といえば、透明ブラケット+金属ワイヤーという組み合わせが一般的でした。(画像1)
この度、上記のような欠点を克服すべく新たなホワイトワイヤーが発売されました。このホワイトワイヤーは、特殊なコーティング加工により剥がれにくく、ワイヤーのすべりも妨げないような処理が施された待望のホワイトワイヤーです。(画像2)
当医院では、ご希望に合わせてホワイトワイヤーの使用をオススメしております。当医院に実際のサンプル模型とパンフレットがありますので、ご興味のある方はお気軽にお越しください。矯正相談は無料にて行っております。