No.127 矯正治療を新たなステージに導いたアンカースクリューとは?
2020/10/15

従来の矯正治療は、装置を付けた歯どうしを引っ張ったり押したりして歯を動かしていきます。しかしこの方法では、動かしたくない歯にまで矯正力が加わるため、歯が望まない方向に動くことがありました。
骨に固定したアンカースクリューなら、これに矯正力を負担させることで、必要な歯だけに、より理想的に矯正力を加えられます。また、動かしたくない奥歯には固定源を求めないため、奥歯がズレる心配もありません。
今まで難しいとされていた歯の動きが可能となり、対応できる症例の幅がさらに広がりました。


舌側矯正の一番のデメリットは、前歯を牽引する際に傾斜移動によって前歯が倒れ込んでしまうことです。そのため、表側矯正と比べると審美性に劣り、十分な噛み合わせを得ることができませんでした。しかし、アンカースクリューを口蓋骨に埋入し、そこにワイヤーを固定し、そのアームにゴムを引っかけて前歯を牽引する方法なら、前歯を根から動かす歯体(平行)移動が可能となり、倒れ込みを防いでくれます。




- 年齢・性別
- 23歳 女性
- 治療期間
- 25ヶ月
- 抜歯
- 上下左右4番
- 治療費
- 80万円
- 治療内容
- 全顎矯正治療
- 施術の副作用(リスク)
- 歯を動かすことによる痛み、許容範囲外の歯根吸収、稀に歯髄壊死や顎関節症を引き起こす、治療後の過度な後戻りなど。