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No.24 「主な矯正装置の種類と特徴」について

2012/03/07

Question

主な矯正装置の種類と特徴について教えてください。(23歳、女性)

Answer

当院での使用頻度も含めてご説明いたします 。

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◆金属ブラケット

歯の表側に接着する装置で、金属製のブラケット。矯正治療と聞いて多くの人が想像するのが、この金属製のブラケットではないでしょうか。当院では審美性に劣るため、使用していません 。

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◆審美ブラケット

白や透明色の目立たない色のブラケットを審美ブラケットといいます。金属ブラケットより目立ちませんが、表側装置なので、装置自体は見えます。

また、当院ではこの装置上のワイヤーも白いものを使用して極力目立たせぬよう努めています。

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◆セルフライゲーションブラケット

従来の装置より、ワイヤーとブラケットの摩擦力を軽減させた設計の装置です。痛みが軽減したり、効率的に治療できるといわれています。しかし、この装置も金属を使用しており、審美性に劣るため、当院ではあまり使用していません。

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 ◆裏側矯正(舌側矯正)

歯の裏側に装着するブラケットです。表からは見えないので、周囲の人から気付かれずに治療できます。通常の矯正治療とは異なり、特殊な技術が必要なため、矯正専門のクリニックにおいても裏側矯正はしていないという事は珍しくありません。

しかし、裏側矯正のニーズは確実に増しており、当院では、見えない矯正を希望される方には積極的に勧めております。現在の裏側装置は超小型化し、裏側矯正の欠点といわれた違和感やしゃべりづらさも飛躍的に改善されました。

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◆マウスピース矯正

ワイヤーやブラケットを使わず、透明で薄いマウスピース型の装置を用いて歯を動かします。装置は自分で取り外し可能です。当院ではこの装置を矯正治療終了後の安定装置に使ったり、ちょっとした歯列不正に使ったりします。