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インプラント費用の“本当の相場”と後悔しない支払い戦略

2025/10/09

インプラントの価格について

本体・手術費・上部構造を含めた“総額”とは

インプラント治療は検査・手術・補綴・メンテナンスの合計が実際の支払い額です。国内の調査では1本30〜55万円が最多レンジとされ、同レンジ内に「平均35万円」「平均45万円」など複数報告があります。価格差の主な原因は骨造成の有無と補綴物のグレードです。ふかつ歯科・矯正歯科では、診断時に検査費+手術費+上部構造費+想定メンテナンス費まで含めた総額を提示し、追加費用のリスクを事前に共有しています。

1ピース vs 2ピースでどこまで差が出るか

臨床データを公開する数院を比較すると、1ピース型の方が2〜4万円高い料金設定のケースがみられます。理由は、サージカルガイド精度や専用器具が必要なため。二次手術を省ける一方、一体型ゆえに術前シミュレーションを精密に行わないと角度修正が難しいという技術的ハードルがコストに反映されます。反対に「二次手術料込みで考えると総額が逆転し1ピースが安くなる」医院もあり、症例と設備によって前後するのが実情です。

費用を左右する5大要因

本数・骨造成・即時荷重の有無

埋入本数が増えると割安になる医院もありますが、同時に骨造成(GBR/サイナスリフト)が必要な部位が増えると総額は跳ね上がります。骨造成は3〜30万円/部位と幅が広く、顎の解剖学的条件で大きく異なります。また抜歯即時・即時荷重を選択すると、ガイド製作費・仮歯費が加算されるため、標準埋入より数万円高くなるのが一般的です。

インプラントブランド/保証年数

国際的シェア上位ブランド(ストローマン、ノーベルなど)は、国産システムより7〜10万円高い価格帯が多い一方、長期臨床成績が豊富という優位性があります。保証は5年・10年など医院で差があり、年数が延びるほど部品在庫・管理コストが価格に反映される点を理解しましょう。

分割払い&医療費控除で賢く負担を減らす方法

院内6回無利息プランと60回分割ローンの具体例

ふかつ歯科・矯正歯科では 院内分割“6回まで”を無利息で利用できます。たとえば治療総額36 万円なら 月々6万円×6回=36万円 で完済でき、追加の手数料は発生しません。

さらに「一括は難しいが月々負担を抑えたい」方向けに、信販会社(オリコ〈デンタルあんしんサポート〉など)の最長60回デンタルローンも案内しています。こちらは金利がかかりますが、審査通過後に金利・月々返済額が個別に提示される仕組みです。

年収別・控除還付シミュレーション

医療費控除は「年間医療費−10万円(または総所得の5%)」が控除額。課税所得400万円で医療費40万円の場合、控除対象は30万円、所得税率20%で6万円が還付。住民税(10%)分は3万円減額され、合計9万円の負担軽減となります。還付額は税率に比例するため、所得が高いほど控除効果も大きくなります。

「安さ」だけで選ぶと失敗する3つの落とし穴

再治療費・保証外リスク

極端に低価格のプランは保証年数が短い、あるいは保証自体がオプション扱いで別途費用が必要なケースがあります。周囲炎やネジ破折が起きた際、再手術で数十万円追加負担になる例も報告されています。必ず保証書の年数・範囲を確認しましょう。

手術設備/衛生管理のコスト

CT撮影・クリーンルーム・クラスB滅菌器など安全性を高める設備にはコストが伴います。格安プランで「設備投資が不十分」な場合、術後感染やドリル精度不足による脱落率が高まるリスクが指摘されています。適正な設備投資=成功率を上げる保険料と考えることが大切です。

専門医による無料費用診断へ

「自分の症例だといくら?」「分割と医療費控除を併用した場合の月額は?」など、数字が気になる方は専門医による無料カウンセリングをご利用ください。CT撮影込みの初診相談料は0円。治療計画と総額見積書をお持ち帰りいただき、他院比較の材料にしていただけます。

後悔しないためのインプラントの選び方