No.69 八重歯を舌側矯正にて治療した一例
2015/12/19患者様は右側犬歯の位置異常、いわゆる八重歯を治してほしいとのことで来院されました。良好な歯列を得るために、小臼歯一本を抜歯して矯正治療を開始することとしました。
患者様は見えない矯正治療を希望されたため、ハーフリンガル舌側矯正治療をお勧めしました。ハーフリンガルとは、上の歯は裏側に器具を付けて下の歯は表側に器具を付けます。
よく目立つ上の歯の矯正器具が見えなければ、矯正治療を行っているという認識はあまりされません。歯の動きもフルリンガル(上下とも裏側)よりもハーフリンガルの方がスムーズで、最終的な仕上がりも綺麗なので、コストパフォーマンスに優れた舌側矯正治療と言えます。