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No.102 歯肉形成によるガミースマイル治療

2018/09/12
■ガミースマイルとは?
 ガミースマイルとは、口を大きく開けたり、笑ったりしたときに歯茎が見えすぎてしまう状態をいいます。それが原因で、口を開けて笑えなかったり、笑顔に自信が持てなかったりとコンプレックスを抱くようになります。その
原因は、遺伝や唇が上がり過ぎてしまったり、
骨が歯を覆いすぎてしまったり、歯が歯肉に被り過ぎてしまったりと様々あります。
 歯茎の見え方や、お口の状態により、治療方法が変わってきます。歯が小さすぎる場合は、歯肉切除、クラウンレングスニング(歯冠長延長術)での治療。歯の位置が下前方すぎる場合は、クラウンレングスニング+セラミック冠、アンカースクリューによる矯正治療となります。
■歯肉形成とは?
 見えすぎる歯茎や左右で不揃いな歯肉ラインを形成してきれいに整える治療法です。歯肉形成は手軽で費用が安く、短期間で終わる治療です。歯並びによって歯茎の高さが不揃いの方や、全体的に歯茎が見えすぎてしまう方などは、どうしたら良いかとお悩みの方は意外と多いのではないかと思います。矯正をして歯並びを整えたり、歯を出したりすることである程度の改善は見込めますが、短期間で大きな変化をお望みの方は、外科的な手術にアプローチする必要があることも多くあります。歯肉形成はその中でもっとも手軽で費用が安く、短期間でガミースマイルを治せます。
■歯肉形成の特徴
 麻酔をするので痛みが少なく、一度の治療で終わることが多いのが特徴です。よりクオリティを上げたい、大きく変化したい方は、併せてセラミック治療やホワイトニングによる歯の漂白をお勧めします。
■今回の症例
 【10歳の女の子】
歯が余剰な歯肉に被ったガミースマイルであった。
前歯4本の歯肉を除去して、歯肉形成を行った。
年齢・性別
10歳 女子
治療期間
当日施術
抜歯
非抜歯
治療費
5.5万円
治療内容
歯肉形成術
施術の副作用(リスク)
施術後の疼痛(初日程度)、知覚過敏、歯肉に状態により、多少の後戻りがみられる場合がある。