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No.132 インプラントと審美補綴治療

2021/03/22

 審美補綴とは見た目を白く美しい歯にすることを追求した歯科治療です。銀やパラジウムといった金属を使わず、オールセラミックやジルコニアなどのメタルフリーの素材を使って治療をすることで、金属アレルギーや金属イオンの流出による歯肉の黒ずみのリスクをなくすことができます。金属を使用しないので、白く天然歯に近い自然な仕上がりを得ることができます。

 従来は、歯を失った治療法としてブリッジや入れ歯が一般的でしたが、近年はインプラント治療を希望される患者様が増えています。

 インプラント治療は外科手術をともなうため賛否両論ありましたが、近年やっと一般的な治療法として世間的にも定着してきたように思います。

 当院では49人の患者様に、計106本のインプラント治療を施してきました。それを踏まえた私個人の見解として、インプラントは完全に自分の歯として使用できるため、ブリッジや入れ歯とは比較にならないほど、しっかり噛めるようになります。

 一般的に言われているリスクを恐れるより、それ以上の価値ある治療法だと確信しております。

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年齢・性別
50歳 男性
治療期間
18ヶ月
抜歯
右下6番
治療費
60万円(インプラント1本30万円×2)
治療内容
下顎大臼歯部のインプラント埋入 埋入後の疼痛、腫脹。インプラント周囲炎など。
施術の副作用(リスク)
歯を動かすことによる痛み、許容範囲外の歯根吸収、稀に歯髄壊死や顎関節症を引き起こす、治療後の過度な後戻りなど。