Vol.144 口(くち)ゴボ(上下顎前突)の矯正治療 No.2
2022/03/28【口ゴボ(上下顎前突)とは?】
上下の口元が前方に突き出している状態を口ゴボといいます。側面写真より口元がE-ラインより飛び出しているのが分かります。そのため、口は閉じづらく、下アゴが後退し、鼻は上向きとなり審美性に良好とはいえません。
【口ゴボの矯正治療】
口ゴボは矯正治療で治ります。E-ライン改善のため、上下左右の小臼歯を4本抜歯後、矯正器具をつけて、スタートします。2〜3年かけてゆっくりと歯を動かし、理想的な歯並びを構築していきます。
【口ゴボの治療後】
上下前歯を後退させたことにより、口元の突出感はなくなり、理想的なE-ラインを獲得して、口唇閉鎖もラクに行えるようになりました。
◆年齢:27歳女性
◆治療期間:2年10ヶ月
◆矯正器具:サファイアブラケット
◆矯正治療費:約80万円
- 年齢・性別
- 25歳 女性
- 治療期間
- 34ヶ月
- 抜歯
- 上下両側4番
- 治療費
- 80万円
- 治療内容
- 全顎矯正治療
- 施術の副作用(リスク)
- 歯を動かすことによる痛み、許容範囲外の歯根吸収、稀に歯髄壊死や顎関節症を引き起こす、治療後の過度な後戻りなど。