記事一覧
No.86 埋伏歯を伴う矯正治療
2017/05/22患者様は13歳の男の子で、歯並びが全体的に悪いとのことで相談に来られました。 上の前歯一本が歯肉部に完全に埋まっていることが、他の歯にも影響を及ぼし歯列不正を引き起こしたと考えられます。【写真1】 ...
No.85 翼状捻転における矯正治療
2017/04/27翼状捻転とは歯列不正における特徴的な症状に対する用語で、叢生(でこぼこ、乱くい歯)の中の典型的症状の一つです。八重歯というのも同じように叢生の中の典型的症状の一つです。 前歯が鳥のツバサの様に内側に...
No.84 重度過蓋咬合の矯正治療 〜アンカースクリューシステム〜
2017/03/18過蓋咬合とは前から見たときに、上の前歯が下の前歯を覆ってしまうくらい深くまで噛み合っている噛み合わせの事です。歯が凸凹しているなどとは違い、自分自身では気づかないことが多く、学校健診や、歯科医院で指摘...
No.83 矯正治療後の咬合不良による再治療 アンカースクリューを用いた咬合改善
2017/02/18今回の症例は、17歳の女性で某歯科医院にて矯正治療を行いました。しかし、治療後に前歯の突出感とかみ合わせが悪いため、物が食べにくいとのことで、当院に再治療を希望して来院されました。 初診時の口腔内を...
No.82 抜歯矯正が必要な理由について
2017/01/26歯列不正は、歯と顎の大きさの不調和により生じます。その不調和の度合いがひどい場合、小臼歯という前から4番目の歯を抜歯し、その抜歯スペースを利用して歯を並べるのが一般的な矯正治療です。そうすることで調...
No.81 当院のインプラント治療について
2017/01/09インプラント(人工歯根)とは、歯が抜けてしまったところの骨にフィクスチャー(ネジ)を埋め込んで、そのネジを土台にして人工の歯を装着する治療法です。 インプラントは見た目も自然で、骨内に固定されている...
No.80 歯の中心線がずれている不正咬合の治療
2016/11/18上下の歯の中心線の「ずれ」の原因は、以下の事が考えられます。 1.歯性(左右どちらかに八重歯が ある場合など) 2.骨格性(顎の骨が左右対称でない) また、歯と顔の中心線のずれは、歯や顎骨に問題が...
No.79 かかりつけ歯科医機能強化型 歯科診療所について
2016/10/18当院は、中国四国厚生局より平成28年9月をもちまして、専門的な予防歯科として定期管理(メインテナンス)を行い、患者様に寄り添う「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」(か強診)に認可されました。 「...
No.78 八重歯の矯正治療について
2016/09/11日本では八重歯が流行するなど、かわいい特徴の1つと考えられていますが、海外では八重歯は、幼さの象徴、ドラキュラみたいで気味が悪い、不吉の象徴などと言われ、良い印象を持たれていません。欧米では歯並びがい...
No.77 口腔筋機能療法(MFT)とは
2016/08/25■舌や口唇、お顔の筋肉を鍛える「筋機能療法」 お口の筋機能療法は、舌や口唇および顔面の筋肉など、口のまわりの筋肉を強くして、バランスを良くし、正しく機能させるためのプログラムで、MFT(ORAL M...