記事一覧
No.96 舌側矯正に適した歯並びとは?
2018/03/18当院のホームページには「装置が見えない舌側矯正治療」について詳細に記載しているため、舌側矯正を求めて相談に来られる患者様も少なくありません(写真1)。 舌側矯正は1970年代日本人によって開発された...
No.95 歯の神経の治療(根管治療)
2018/02/18歯の中には「歯髄」と呼ばれる神経や血管を含む組織があります。むし歯や外傷によって歯髄が感染したり壊死したりしてしまうと、歯髄を取り除く根管治療が必要になります。 根管治療が必要となる病態には以下のよ...
No.94 「矯正治療の診断と治療法」について
2018/01/18今回は、矯正治療の診断と治療法についてお話しします。 32歳の女性で反対咬合および前歯の叢生(がたつき)を治したいと当院に来院。口腔内を確認したところ、右上の小臼歯が一本欠如していました(画像1)。...
No.93 「一回の手術で完結する AQBインプラントの実際」について
2017/12/19インプラント(人工歯根)とは、歯が抜けてしまったところの骨にチタン製のボルトを埋め込んで、そのボルトを土台にして人工の歯を装着する治療法です。インプラントは見た目も自然で、自分の歯と同じようにしっかり...
No.92 「歯周病改善における矯正治療と連結冠の役割」について
2017/11/16歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性の疾患です。歯磨きがしっかり出来ていない場合、そこに多くの細菌が停滞し、歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりします。さらに進行すると歯を...
No.91 「矯正治療後のリテーナーの必要性」について
2017/10/27リテーナー(保定装置)とは矯正治療後の後戻りを防ぐ装置のことをいいます。矯正治療が終わったばかりの頃は、動いた歯を支える歯槽骨と呼ばれる骨が柔らかいため、せっかくきれいに並んだ歯が大きく動いてしまう可...
No.90 「八重歯の舌側矯正治療」について
2017/09/13八重歯という特別な名前が付いていますが、実際はただの犬歯です。犬歯は、前から数えて3番目に生えている歯です。この犬歯は、他の歯と違って先端が尖っています。まるで牙のようなので、別名「鬼歯」とも呼ばれて...
No.89 骨格性反対咬合を非外科的矯正治療で治した1症例
2017/09/12反対咬合とは上下の前歯が逆に噛んでいる状態をいいます。また、反対咬合には「歯槽性反対咬合」と「骨格性反対咬合」の二種類があります。 歯槽性反対咬合とは、「歯」に起因する反対咬合です。これは、歯を動か...
No.88 上下顎前突における舌側矯正治療
2017/08/05【上下顎前突とは?】 上の前歯と下の前歯の両方が前に出ていて、口が開いているケースを、上下顎前突(口元の突出)といいます。 上下顎前突は、横顔を見ると口元の突出により、E−ラインから大きく口元が飛...
No.87 開口症の矯正治療について
2017/06/11開口症(オープンバイト)とは上下の歯を噛み合せた時に奥歯のみ噛んでいて、前歯が開いた状態になっている事をいいます。 開口症の人は奥歯のみで食べ物を咀嚼するため、奥歯に負担がかかり歯周病、顎関節症とい...